満開の桜のそばで記念撮影する神山まるごと高専の3期生たち=2025年4月6日午後2時38分、徳島県神山町神領、吉田博行撮影

 徳島県神山町神領の私立高等専門学校「神山まるごと高専」で6日、3期生の入学式があった。県内外から集まった44人が、将来の夢や学校で取り組む目標などについて決意表明し、満開の桜のそばで記念撮影した。

 高専を立ち上げた発起人の寺田親弘理事長は式辞で、「自分ならこんなことができるんじゃないか、という野心が皆さんをここへ連れてきたんだと思う。失敗を恐れずチャレンジし、5年たってもっと成長してほしい」と励ました。

 3期生も一人ひとり順番に立ち上がって決意表明。「現在と未来を結ぶデジタル空間を作り、神山の文化を発信したい」「大好きな祖父の耳が悪く、生活に支障がある。技術力を身につけ、世界中の人に聞こえる安全と幸せを届けたい」などと、思い思いの夢を語った。

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