2024年2月に福岡県内で起きた給食事故をきっかけに需要の低迷が続いているウズラ卵の新商品2品が新たに生まれた。ウズラ卵の水煮などを製造する天狗(てんぐ)缶詰(名古屋市)が開発し、愛知大学豊橋キャンパスの学生が、パッケージのデザインやネーミングなどで協力した。豊橋市で26日午前10時~午後3時に開かれる催しで紹介する。
この商品は、同社三河工場(豊川市)が製造する「みるくうずら」と「うずタル コンポタ風味」。東三河県庁(豊橋市)が主催する学生マッチング事業の一つで、豊橋キャンパスの学生13人が協力した。
甘く、カスタードのような味わいが口に広がる「みるくうずら」と、ウズラ卵の水煮を細かく刻み、タルタルコーンポタージュ風味に仕上げた「うずタル コンポタ風味」の2品は、同市駅前大通2丁目のemCAMPUS FOODで26日にある「東三河の特産品を使った新商品おひろめマルシェ」でPRする。「うずタルからあげ」(594円)がマルシェ限定で販売される。新商品2品は2月下旬にクラウドファンディングを予定していて、会場では販売しないが、天狗缶詰の商品を千円以上購入した人には、1品がプレゼントされるという。