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海から約200メートルの距離にある宮崎みなと保育園。園舎には高さ約10mの避難塔を整備し、地震と火災を想定した避難訓練を毎月行っている=宮崎市新栄町、ドローンで日吉健吾撮影

 静岡県の駿河湾から宮崎県の日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として発生する南海トラフ地震。マグニチュード(M)8~9級の地震が30年以内に起こる確率が「80%程度」とされる。

 宮崎県では日向灘を震源とする地震が、昨年8月8日に最大震度6弱。1月13日には同5弱を観測。巨大地震に伴う津波への備えが進んでいる。

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プロ野球の「巨人」が春季キャンプをおこなう「ひなた宮崎県総合運動公園」には二つの大規模津波避難高台が2022年に完成。約2万3千人が避難できる高台には水や防寒用具が備蓄された倉庫が整備され、東屋の屋根には太陽光パネルが取り付けられ、充電もできるという=宮崎市熊野、朝日新聞社ヘリから、日吉健吾撮影
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プロ野球の「巨人」が春季キャンプをおこなう「ひなた宮崎県総合運動公園」には二つの大規模津波避難高台(中央)が2022年に完成。約2万3千人が避難できる高台には水や防寒用具が備蓄された倉庫が整備され、東屋の屋根には太陽光パネルが取り付けられ、充電もできるという=宮崎市熊野、朝日新聞社ヘリから、日吉健吾撮影
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宮崎味岡生コンクリート第三工場には2019年12月に津波救命艇が配備された。熊本県に本社がある味岡生コンクリートグループが、南海トラフ地震発生時に社員の命を津波から守るために設けた。社員全員にライフジャケットも配ったという=宮崎県新富町、日吉健吾撮影
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宮崎味岡生コンクリート第三工場には2019年12月に津波救命艇(左端)が配備されている。熊本県に本社がある味岡生コンクリートグループが、南海トラフ地震発生時に社員の命を津波から守るために設けた。社員全員にライフジャケットも配ったという=宮崎県新富町、日吉健吾撮影
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宮崎味岡生コンクリート第三工場には2019年12月に津波救命艇が配備された。熊本県に本社がある味岡生コンクリートグループが、南海トラフ地震発生時に社員の命を津波から守るために設けた。社員全員にライフジャケットも配ったという=宮崎県新富町、日吉健吾撮影
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プロ野球の「巨人」が春季キャンプをおこなう「ひなた宮崎県総合運動公園」のサンマリンスタジアム。1塁側、3塁側にはそれぞれ避難デッキ(手前)が設けられている=宮崎市熊野、朝日新聞社ヘリから、日吉健吾撮影
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「ひなた宮崎県総合運動公園」のテニスコート(左上)と運動広場(右下)の横にはそれぞれ避難デッキが設けられている=宮崎市熊野、朝日新聞社ヘリから、日吉健吾撮影

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