Smiley face
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今年の春季キャンプで斉藤和巳3軍監督(右)と記念撮影する和海しょうさん=本人提供
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 元宝塚歌劇団の男役でタレントの和海しょうさんの芸名の由来は、福岡ソフトバンクホークスでエースだった斉藤和巳氏(47、現3軍監督)だ。

 福岡市出身。公式戦で国歌独唱、今年のオープン戦では始球式も務めた生粋のホークスファンに、チームへの思いを聞いた。

 ――3月22日のオープン戦(広島東洋カープ戦)で念願だった始球式を務めました。

 「宝塚にいた頃から私が野球好きというのはみんなが知っていて、『始球式がしたい』と言い続けていました。3月上旬、情報番組の出演終わりの早朝に、松田宣浩さんに30分ほどキャッチボールに付き合っていただきました。少年野球チームの練習にも参加しました。やっぱり元男役でかっこいい投球をしたいというのがあったんですけど、松田さんには『とりあえずストライクで(捕手に)届かせるように』とアドバイスをいただきました。斉藤和巳さんには『楽しんで投げる姿をファンは見たいと思っているはず。だからきれいに投げようとか思わず、楽しんで投げな』と言われましたね」

 ――本番は現在の斉藤和巳さんの背番号「88」のユニホームでマウンドに。結果はワンバウンドでミットに収まりました。

 「どこかで完璧にやりたいっていうのが出て、力んだのかな……。70点ですかね。後悔はあります(笑)。やっぱり100点をめざしていたので。渡辺陸捕手に『ナイスピッチングでした』と声をかけていただいたんですけど、他はあまり記憶がないくらい緊張した日になりました」

 ――いつからホークスを応援するようになったんですか。

 「母の職場に松中信彦さんの…

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