健康影響が懸念されている有機フッ素化合物(PFAS)について、米環境保護局(EPA)は10日、初めて法的拘束力がある飲み水の基準値を定めた。基準を超えた場合には削減策をとることも義務づける。
PFASは1万種類以上あるとされる有機フッ素化合物の総称。新たな飲み水の基準値では、代表的な物質PFOSとPFOAについて、それぞれ1リットルあたり4ナノグラムとした。
これまでのEPAの勧告値では、この2種類の合計で70ナノグラムだった。新たな基準値は大幅に厳しくなっている。
そのほか、PFNAやPFH…