ロシアの全面侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は4日、トランプ米大統領と電話で協議した。ゼレンスキー氏のSNS投稿によると、ウクライナの防空態勢強化のために協力することで合意し、武器の共同生産についても「詳細な議論」をしたという。
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両者の対話は、北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議に合わせてオランダ・ハーグで会談した6月25日以来。ゼレンスキー氏によると、「とても重要かつ実りのある会話」となった。
米国防総省や米メディアによると、米国からウクライナに対する防空システムなど一部の兵器の輸送が止まっている。ただ、ゼレンスキー氏は「防空強化のために協力していくことで合意した」と強調。今後、代表団が会合するという。
また、話は防衛産業について…