米国務省は8日、米中両国が気候変動対策をめぐる作業部会を北京で開いたと発表した。米中対立が深まるなか、気候変動分野では協力を続けることを確認したという。
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作業部会は4~6日に開かれ、ポデスタ米大統領上級補佐官と中国の劉振民・気候変動特使らが参加した。ポデスタ氏は中国外交部門トップの王毅(ワンイー)・共産党政治局員兼外相とも会談した。
米国務省によると、11月に開かれる国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP29)で、米中が開催国のアゼルバイジャンとともに、メタンなど二酸化炭素以外の温室効果ガスへの対策を議論する場を設けることを確認した。米中は昨年、ドバイで開かれたCOP28でも同様の会議を開いていた。
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