Smiley face
2024年4月、ワシントンのホワイトハウスでのイベントで話すマーシー医務総監=AP

 米国の公衆衛生政策を指揮するマーシー医務総監は17日、米ニューヨーク・タイムズ紙の寄稿で、ソーシャルメディアにたばこと同様の「警告文」をつけるべきだと訴えた。米国ではSNSの若者の心の健康への影響が社会問題となっており、議会に立法措置を求めた。

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 マーシー氏は寄稿で、米国の10代の1日あたりのSNSの利用時間は平均4.8時間にのぼり、1日3時間以上利用する子どもはうつなどを発症するリスクが2倍になるとの研究結果を紹介。たばこのような警告文をSNSにも適用すれば、世の中の関心を高め、行動を変えられると訴えた。

 マーシー氏は「私が医学部で…

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