ロシア外務省は28日、前日にイスタンブールで開かれた米ロ協議で、米国側が新しい駐米ロシア大使を承認する文書をロシア側に渡したと発表した。アントノフ前駐米大使は昨年10月に帰国しており、5カ月弱、空席が続いていた。
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駐米大使の承認を受けたのは、外務省のアレクサンドル・ダルチエフ北大西洋局長。2021年まで駐カナダ大使も務めた。近く赴任するとしている。
ロシアの駐米大使については、ロイター通信が1月、ロシア上院議員がロシア国営テレビに話した内容として、米国が新大使を承認し、数週間以内に正式に任命される可能性があると伝えていた。