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2025年4月12日、オマーンの首都マスカットで、米国のウィトコフ中東担当特使を乗せているとみられる車列を監視するオマーンの治安部隊員=AP

 イランの核開発に関する米国とイランの高官協議が12日、オマーンの首都マスカットで開かれた。イラン外務省の発表によると、核問題について両者がそれぞれの政府の立場を表明したうえで、来週以降協議を続けることに合意して終了した。

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 協議は約2時間半続いた。イラン外務省によると、オマーンを介した間接的なやりとりで協議を進めたが、最後に両代表団がオマーン外相の前で対面し、数分間言葉を交わしたという。

 米国側の反応は出ていない。イラン側はアラグチ氏がSNSに「(協議は)建設的で前向きな空気のなかで行われた」と記した。また同氏はイラン国営メディアに「第2回協議は次の土曜日(19日)だ」と語った。今回同様オマーンで開くとしている。

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