米国のトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が2月28日、決裂した。筑波大学の東野篤子教授(国際関係論)は、欧州や日本にとって強い教訓を残した会談だったと指摘する。
- トランプ氏、米批判に立ち向かう姿アピール 「決裂」を政治的好機に
ウクライナからすると、自らが戦争を望んだわけではなく、停戦しろと言われてもロシアが攻撃をやめないのでやめられない、といった主張は譲れない。ゼレンスキー氏にとって、ウクライナの外交努力が足りないなどと言われるのは看過できなかったのだと思う。
ただ、トランプ氏と完全に決…