Smiley face
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2025年6月10日、米ワシントンのホワイトハウスで記者団と話すトランプ大統領=AP

 トランプ大統領が就任し、米国に対する印象が一部の国で著しく悪くなっていることが、米ピュー・リサーチセンターの調査で分かった。調査した24カ国のうち、15カ国で米国に「好意的だ」という人の割合は昨年から大きく下がり、日本を含めた12カ国は10ポイント超の下落となった。一方、欧州などで右派のポピュリスト政党を支持する人は、トランプ氏を信頼する傾向があることも浮かび上がった。

 同センターが11日に調査内容を発表した。同様の調査は毎年行われ、今回は2025年1~4月に実施。24カ国で計2万8333人に米国への印象などを聞いた。

 米国に好意的な印象を抱いている人の割合は、国によって大きく異なっていた。最も米国への好感度が高かったイスラエルでは「好意的だ」という人が83%に対し、「好意的でない」は16%。一方、スウェーデンは「好意的だ」が19%、「好意的でない」が79%だった。

■隣国のカナダ・メキシコでイ…

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