トランプ米大統領は21日、民間企業による米国の人工知能(AI)開発で、ソフトバンクグループ(SBG)などが今後4年間で最大5千億ドル(約77.8兆円)を投資すると発表した。SBGの孫正義会長兼社長らAI関連企業のトップらが同日、ホワイトハウスでトランプ氏と面会し、共同出資会社をつくることを表明した。
孫氏は同日、米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)、米オラクルのラリー・エリソン会長とともにホワイトハウスを訪れた。孫氏とアルトマン氏は、20日のトランプ氏の大統領就任式にも出席していた。
トランプ氏やSBGによると、AI開発の共同出資の新会社「スターゲート」を設立する。米南部テキサス州にAI開発に使うデータセンターの建設を予定し、他の地域にも広げる予定だという。この会社は当初は1千億ドル(約15.5兆円)を投資し、金額は今後4年間で5千億ドルに増やす見込み。孫氏が会長に就く。
出資はしないものの、SBG…