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カブールで14日、米軍撤退から3周年を祝うタリバンの戦闘員ら=AP
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 フィリピン外務省は20日、米国移住を希望するアフガニスタン人を一時的にフィリピン国内で受け入れることで、米政府と合意したと発表した。国内では反発があるが、米国との同盟関係に配慮したとみられる。

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 同外務省によると、アフガン人は米国へ行くための特別移民ビザの取得手続きを進める間、在フィリピン米国大使館が用意する宿舎に隔離される。食事や医療などは米側が負担。滞在するのは最長59日間だという。

 対象人数は明らかにしていないが、AP通信はフィリピン当局者の話として、最大300人と報じた。

「そのまま滞留するのでは?」懸念も

 アフガニスタンでは2021…

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