米大統領選に向けた9月10日のテレビ討論会で、相手の発言中にマイクを「オフ」にするかどうか――。選挙結果にも大きな影響を及ぼす討論会だけに、ルールをめぐり、民主党のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)との駆け引きが続いている。
- カマラ・ハリス氏の40分 最重要の見せ場で訴えた五つのポイント
2週間後に迫る討論会は、2人の候補が初めて直接対決する場として注目を集めている。一時は欠席も示唆していたトランプ氏だが、27日になって「合意に達した」と改めて参加を表明した。だがルールについて両陣営に食い違いが残る。
問題となっているのが、討論会の最中に発言者以外のマイクを切るべきかどうかだ。6月の討論会では、バイデン大統領(81)側の提案でマイクが切られた。トランプ氏がバイデン氏の発言中に割り込み、議論が成り立たなくなることを懸念したためだ。
だが9月10日に予定される…