韓国の現代自動車などが米ジョージア州に建設中の工場で移民当局に拘束された従業員らが12日午後、チャーター機でソウル近郊の仁川国際空港に到着した。今回の問題は、米トランプ政権が法令適用を厳格化したことを背景に起きた。対米投資への要求とは裏腹に、法令適用の急激な厳格化によって進出企業を萎縮させかねない動きとして注目されている。
- 米移民当局、韓国人ら475人を拘束 ジョージア州の現代自動車工場
- 拘束者の中に日本人3人 米移民当局による韓国企業の工場摘発で
韓国外交省によると、仁川空港に到着したのは、拘束された475人のうち、韓国人316人、日本人3人、中国人10人、インドネシア人1人の計330人。到着ゲートを出てきた従業員らは、やや疲れた表情を見せながらも、健康状態などを尋ねる報道陣に対し「大丈夫です」と返答したり、ガッツポーズを見せたりしていた。
今回拘束された日本人3人も在韓国日本大使館の職員に付き添われ、外に待機していた大型バスに乗り込んでいった。
今回の問題は、現代自動車と…