世界的な感染症対策の拠点である米疾病対策センター(CDC)で混乱が起きている。トランプ政権が就任わずか1カ月のスーザン・モナレズ所長を解任すると、これに抗議する幹部職員が相次ぎ離職。背景には、ワクチンに懐疑的だといわれる米保健福祉省(HHS)のケネディ長官との対立があるとされ、国内外の感染症対策に悪影響を及ぼすとの懸念も出ている。
「モナレズ氏はもう所長ではない」。CDCを所管するHHSは27日夜、X(旧ツイッター)に突然こう投稿した。だがモナレズ氏の弁護士はXで「辞任もしておらず、解雇もされていない」と反論。結局、28日にホワイトハウスのレビット報道官が「トランプ大統領には、自らの使命に沿わない者を解雇する権限がある」と述べ、トランプ氏が正式にモナレズ氏を解任し、近日中に新所長を発表すると説明した。
ケネディ元大統領のおい 長官就任後に対策一変
背景について、米紙ワシント…