【ボストン共同】26日に米国のボストンで開幕したフィギュアスケートの世界選手権で、1月に起きた米旅客機事故の犠牲者を追悼する式典が行われた。悲劇に巻き込まれた地元クラブの選手、コーチを映像や写真で紹介。選手だった息子と同行していた妻を亡くしたダグ・レーンさんは、遺族代表として「悲しみは言葉にできない。二度と起こらないようにしてほしい」と思いを語った。

 首都ワシントン近郊で小型旅客機と陸軍ヘリコプターが衝突した事故は、強化合宿に参加後の帰途だったフィギュア関係者28人の命を奪った。国際スケート連盟の金載烈会長は「私たちは決して忘れない」と哀悼の意を表した。

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