半自動小銃に取り付けて連射を可能にする改造装置をめぐり、米連邦最高裁は14日、2018年から認められていた規制を無効にする判断を下した。銃規制を覆す保守派の判事たちの主張に、バイデン大統領は声明で批判した。
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問題になっていたのは「バンプストック」と呼ばれる改造装置。1発ずつしか撃てない半自動小銃に取り付け、連射できるようにする銃の装備品だ。
2017年にネバダ州ラスベガスで60人が殺害された銃乱射事件の容疑者が使用し、米国ではトランプ政権時の18年から、同改造装置をつけた銃は連邦法で禁じている「マシンガン」とみなして規制対象にしていた。
9人の判事のうち、保守派の…