統計

 米労働省が12日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で2.7%上昇となった。事前の市場予想(2.8%)を下回り、上昇幅は前月と同じだった。エネルギーと食品を除く「コア指数」は3.1%上昇となった。

 トランプ政権による関税引き上げが、物価上昇の圧力になるとの指摘がある中、これまでは上昇幅が一定程度に抑えられ、影響は限定的との見方もされていた。背景には、かけこみ輸入による在庫の積み上がりや、企業側が引き上げ分を負担する動きがあったとされている。

 一方、米国では、1日に発表…

共有
Exit mobile version