米ジョージア州にある工場に4日、移民当局などが摘発に入り、米国内に不法に滞在しているとして従業員475人を拘束した。韓国の現代自動車によると、同社と韓国電池大手LGエナジーソリューション(LGES)による合弁会社が建設中のバッテリー工場だという。
韓国外交省によると、拘束者のうち300人以上が韓国籍だという。5日に会見した米国土安全保障省の担当者は「不法に入国した人もいれば、就労が禁じられているビザ(査証)免除(制度)を通じて入った人、ビザを持っていたが不法滞在した人もいる」と説明した。
米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)によると、拘束された人には、出張中だったLGESの韓国人従業員らが含まれている。韓国の聯合ニュースは、拘束された韓国からの出張者の多くが、会議参加や契約交渉などを目的とする人向けの「B―1」ビザや、ビザ免除プログラムを使っての渡航に必要な電子渡航認証システム(ESTA)を申請して入国していたとみられると伝えた。
摘発があった工場は同州エラ…