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2025年7月31日、米国務省で握手するルビオ国務長官(右)と韓国の趙顕(チョヒョン)外相=AP

 訪米中の韓国の趙顕(チョヒョン)外相とルビオ米国務長官が7月31日、米ワシントンで会談した。両氏は米韓同盟の強化や日米韓協力の重要性、北朝鮮の「完全な非核化」を目指すことなどを確認した。

 趙氏とルビオ氏の会談は初めて。米国務省によると、両氏は米韓同盟が「朝鮮半島とインド太平洋地域の平和、安全、繁栄の要として機能してきた」ことを確認。米韓の防衛態勢や、米国の核戦力などで韓国への攻撃を思いとどまらせる「拡大抑止」を通じ、米韓同盟を強化することで一致した。

 米側によると、サプライチェーン(供給網)の強化や新興技術における協力も議題になった。また、両氏は「台湾海峡における平和と安定の維持」が国際社会の安全と繁栄のために不可欠であると確認したという。

 会談では北朝鮮の完全な非核…

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