米労働省が13日に発表した、4月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で2.3%上昇し、事前の市場予想(2.4%)を下回った。伸びは3カ月連続で鈍化した。
エネルギー価格が3.7%下落し、ガソリンは11.8%減となった。エネルギーと食品を除く「コア指数」は2.8%増で、前月と同じだった。
4月には、トランプ米政権による中国への145%の追加関税や、自動車関税が発動された。関税引き上げ前の「かけこみ輸入」もあり、影響はすぐに表れないとの見方もある一方で、インフレ(物価高)を懸念する見方も強く、CPIの動向が注目されていた。
米国のインフレ率は、202…