米ワシントンで2025年7月18日、工事が続く米連邦準備制度理事会のビル=ロイター 米連邦準備制度理事会(FRB)は29、30の両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。市場では、今回も利下げを見送り、政策金利を4.25~4.50%で維持するとの見方が大勢を占める。一方、トランプ米大統領は、FRBのパウエル議長に利下げを迫り続けている。 パウエル氏は、トランプ政権による関税の引き上げがインフレ(物価高)や雇用環境に与える影響を慎重に見極める構えで、今回も利下げを見送ると見られている。 米労働省が発表した6月の消…