米ニューヨークのマンハッタン西側を流れるハドソン川で10日、遊覧用とみられるヘリコプターが墜落した。地元当局の発表によると、パイロット、大人2人、子ども3人の計6人が搭乗しており、全員の死亡が確認された。
発表によると、ヘリは現地時間の午後3時ごろにマンハッタン南部のヘリポートを出発。その約15分後に墜落した。
パイロット以外の5人は家族で、スペインからニューヨークを訪れていた。米紙ニューヨーク・タイムズによると、ヘリは遊覧飛行を提供する民間企業が運航していたという。米CNNは航路記録をもとに、ヘリは出発後、自由の女神の近くで旋回し、ハドソン川を北上。その後、南に方向を変えたところだったと伝えた。
米メディアでは、墜落時のものとみられる映像を報道。ヘリの胴体部分が回転しながら川に落ちていく様子が収められている。
トランプ大統領は自身のＳＮＳに「被害者の家族と友人に神のご加護を」などと投稿した。
