第77回全国高校バスケットボール選手権大会(ソフトバンク ウインターカップ2024、朝日新聞社など特別協力)で、初の4強に進んだ福岡県代表の精華女子は27日、準決勝を迎えた。
強豪・桜花学園を1点差で破った激戦から一夜明け、この日の相手は本大会3連覇を狙う京都精華。残り数秒まで逆転のチャンスを残していたが、70―72で敗れた。
第1クオーター(Q)は、身長189センチのアキンデーレ・タイウォ・イダヤット選手(2年)のシュートで先取点を挙げるなど躍動。相手校を27―19と突き放し好発進。
しかし第2Qではシュートが外れる場面が目立ち、京都精華にじりじりと勝ち越された。第3Qでは、一時10点差に引き離されたものの、エースの清藤優衣主将(3年)が3ポイントシュートを決めるなどし、57―59の接戦に持ち込んだ。
第4Qでも、開始から京都精華が連続得点し、一時8点差に。それでもチームで14リバウンドなど波状攻撃を続け、最後まで攻撃を続けたが、及ばなかった。清藤主将はチーム最多の25得点を挙げる活躍だった。