秋篠宮妃紀子さまは21日、東京都東久留米市の自由学園記念講堂で、難病患者とその家族を支援するチャリティーコンサートを鑑賞した。
自己免疫疾患の一つである難病「視神経脊髄(せきずい)炎スペクトラム障害」の患者とその家族を支援し、疾患への理解を広めるためのコンサート。患者でもあるソプラノ歌手の坂井田真実子さん(46)ら患者会が主催した。紀子さまは5月に大阪・関西万博会場を視察した際、難病への理解を深めるイベントに出席。坂井田さんらが出演したコンサートを鑑賞し、懇談したことがきっかけで、今回の公演にも足を運んだ。
コンサートでは、患者や近隣の市民らボランティアにより、ベートーベンの交響曲第9番「喜びの歌」などが披露され、紀子さまは感激した様子で盛んに拍手を送っていた。