「ドナルド・マクドナルド・ハウス さっぽろ」での再会をきっかけに、一緒にスケートを楽しむ約束を叶えたジェイソン・ブラウン選手(左)と島崎葵さん=ハウス提供

 米フィギュアスケーターのジェイソン・ブラウン選手(30)が9日、北海道釧路市の小学6年の島崎葵さん(11)とスケートを一緒に滑った。

  • 今度一緒に滑ろう ジェイソン・ブラウンが驚いた5年半ぶりの再会

 ブラウン選手は11年前から、難病の子どもと家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」のボランティアを続けている。

 2人は2019年、葵さんが太ももの骨の付け根に部分的な壊死(えし)を起こす「ペルテス病」で闘病生活を送っていた時に、初めて出会った。

 それから5年半。当時は車いすだった葵さんも自力で歩けるように。ハウスを再び訪れたジェイソン選手が、葵さんをアイスリンクに誘った。

 ジェイソン選手は、葵さんの成長ぶりに、「すごい!」を連発。スケート場では、スケートをはいた葵さんの体をジェイソン選手が支えながら、前進したり回転したり。葵さんが滑る様子をジェイソン選手がスマホで撮影する姿もあった。

 ジェイソン選手は、12日から札幌市で開かれるアイスショー「STARS ON ICE JAPAN TOUR 2025」にも葵さんを招待したという。

共有
Exit mobile version