例年は散っているイチョウとの競演が見られた香嵐渓の紅葉=2024年11月28日午後0時9分、愛知県豊田市足助町、溝脇正撮影 愛知県豊田市足助町の紅葉の名所、香嵐渓(こうらんけい)で約3千本の紅葉が見ごろを迎えている。矢作川支流の巴川にかかる待月橋(たいげつきょう)付近では、多くの行楽客が風景を眺め、写真に収めていた。 足助観光協会によると、今年は11月になっても気温が下らず、例年より2週間遅れ。「今年で(香嵐渓の)紅葉の大植樹から100周年だが、こんなに見ごろが遅いのは初めてで、住民も驚いている」という。 見ごろは12月上旬まで。ライトアップもある「香嵐渓もみじまつり」は30日で終了する。