第70回全国高校軟式野球選手権徳島大会の決勝が29日、徳島県阿南市のJAアグリあなんスタジアムであり、富岡東が10―4で鳴門を破り、2年ぶり12回目の優勝を果たした。富岡東は7月31日から同スタジアムで開かれる四国大会に出場する。
富岡東は、先制したものの鳴門に追い上げられ、7回には一時勝ち越された。だが、ここから富岡東が粘りを見せ、8回に3四死球でつかんだ無死満塁の好機から計4点を奪ってひっくり返すと、9回にも追加点を挙げて突き放した。
吉田倫太朗主将は「昨年は逆転負けしたので、勝ててうれしい。盗塁などの精度を高めて粘り強く戦い、最後に突き放すことができた。四国大会でも勝って全国を目指したい」と喜んだ。