参院選は終盤に入った。朝日新聞社が13、14両日に実施した情勢調査では、自民、公明両党の苦境が鮮明になり、与党幹部からは危機感が漂う。一方、野党は参政党や国民民主党が勢いづいている。投開票の20日まで、各党が政策を訴え、支持拡大を図る。

 15日、香川県に入った石破茂首相(自民党総裁)が聴衆に頼み込むように訴えた。

 「毎回毎回厳しいが、今回が最も厳しい。誰に入れるか決めていない方々が3割以上いる。いつの時代もそういう人たちが選挙を決める。伏してお願い申し上げます」

 首相は今回、「非改選を含め…

共有
Exit mobile version