東京都町田市山崎町で市内最大規模となる給食センターが完成し、3日に開所式が開かれた。これまで弁当持参かランチボックスの外注だった市内の中学校8校で、9日から1日あたり約4千食の給食が提供される。学校給食メニューが味わえるカフェが併設されるのも特徴で、地域の交流拠点として活用したい考えだ。
完成したのは「町田忠生小山エリア中学校給食センター」。共働き家庭が増えていることなどから、市は今年度中にすべての中学校で全員給食の導入をめざしている。センター新設は今回が2カ所目で、3カ所目は今秋、南エリアで開設する予定。
センターは民間資金や経営能力を活用するPFI方式によって新設。運営を担うシダックスのグループ会社のもと、学校給食メニューなどが楽しめるカフェや子育て世代向けのプレールームが併設された。
同社によると、給食センターで地域の交流拠点を併設するのは国内初の試みといい、担当者は「これからの公共事業は『多機能化』がテーマになる。地域全体で子どもたちを育む場にしていきたい」と話す。交流スペースは4日からオープンする。
周辺には大規模な団地があり、防災倉庫も備えられた。石阪丈一市長は開所式で「地域のニーズにしっかりと応える事業をしていってほしい」とあいさつした。