入学式の後、大竹尚登理事長(中央)が現れ、新入生との記念撮影に応じていた=2025年4月2日午後0時53分、東京都目黒区大岡山2丁目、前田伸也撮影

 東京工業大と東京医科歯科大の国立2大学が統合して昨秋誕生した東京科学大(東京都)で2日、初の入学式があった。

 理工学系1186人、医歯学系285人の新入生計1471人が、大岡山キャンパス(目黒区)で式に臨んだ。

 国立大の統合は、2007年の大阪大と大阪外国語大の統合以来。田中雄二郎学長は式辞で「単なる知識の習得にとどまらず、異なる分野の人々と対話し、協力しながら新しい価値を創造する力を養うことを目指す」とし、「その一歩が、理工学から医歯学まで様々な学問を志向する新入生の皆さんが自由に意見を交換すること」と述べた。

 その上で、「本学のミッションである『科学の進歩と人々の幸せとを探求し、社会とともに新たな価値を創造する』という挑戦にぜひ参加してほしい」とエールを送った。

 総合型選抜の女子枠で合格したという環境・社会理工学院の東京都出身の女子学生(18)は「街づくりに必要な環境をテーマに研究し、課題解決に貢献したい」と抱負を語った。同じく環境・社会理工学院に進む愛知県出身の女子学生(18)は、物理好きで「AI(人工知能)がどのように関われば効率よく、かつ暮らしやすくなるかを研究したい」と語った。

 奈良県出身の情報理工学院の男子学生(18)は、医歯学の分野と共同で研究する大学として第一志望だったといい、「情報の知識と医歯学の知識が交わると、どのような世界が広がるのか、楽しみ」と話した。

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