日本維新の会の斉木武志(比例北陸信越)、阿部弘樹(比例九州)、守島正(大阪2区)の3衆院議員は8日、国会内で記者会見し、同日付で党に離党届を提出したと明らかにした。理由として、執行部の運営への不満などを挙げた。吉村洋文代表(大阪府知事)は受理せず、保留にする考えを示した。
8月の国会議員団の代表選に立候補した斉木氏は、「副首都」構想に触れて「(政策が)大阪に特化している」と批判。維新が民意の受け皿になれていないとし、離党する考えを示した。
吉村代表は記者団に「翻意を促していきたい」とし、1週間ほど離党届を預かるとした。3氏は新たな会派を立ち上げる意向だが、維新会派離脱についても藤田文武共同代表は保留にするとした。