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日本維新の会の代表選に立候補し、街頭演説に臨む(左から)吉村洋文、金村龍那、空本誠喜、松沢成文の各氏=2024年11月17日午後2時27分、大阪市中央区、林敏行撮影
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 日本維新の会の代表選が17日午前に告示され、過去最多の4人が立候補した。衆院選で6議席を失うなど低迷する党勢の立て直しをかけ、候補たちによる舌戦が繰り広げられることになりそうだ。新代表は12月1日の臨時党大会で選出される。

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 立候補したのは届け出順に、共同代表の吉村洋文大阪府知事(49)、金村龍那衆院議員(45)=比例南関東=、空本誠喜衆院議員(60)=広島4区=、松沢成文参院議員(66)=神奈川選挙区。

 維新の代表選は、馬場伸幸代表が選出された2022年以来2年ぶり。本拠地・大阪を拠点に全国政党化を目指して党勢拡大を図った馬場氏だが、衆院選では大阪府内全19選挙区で勝利する一方、比例の得票が全国で300万票近くも減少。馬場氏の責任を問う形で代表選の実施が決まった。

 代表選をめぐっては、知名度の高い吉村氏が党内の声に推される形で最初に名乗りを上げた。この先の地方選や来夏の参院選に向けて「選挙の顔」を求める声は大きく、吉村氏が多くの支持を集めそうだ。

 一方、国会議員の候補3人はいずれも地盤の大阪以外の選出。大阪発の地域政党としてのイメージ脱却を狙い、全国的な支持拡大に力を入れる考えだ。(小林圭、野平悠一)

維新の代表選では、吉村知事が立候補表明した後、3人の国会議員が相次いで名乗りを上げました。背景に何があるのか。記事の後半で紹介します。

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