本拠地・大阪の地方選で苦戦が続くことを受けて地域政党・大阪維新の会が立ち上げた「刷新プロジェクトチーム(PT)」は27日、敗因分析などの中間報告を公表した。独自に実施した府民へのアンケートで、支持率がこの1、2年で約25%減少するなど「維新離れ」が急速に進んでおり、今後さらに対応策の検討を進めるという。
中間報告は同日に大阪市内で開かれた維新の全体会議で報告された。報告によると、府民へのアンケートで大阪維新の会を「現在支持している」との回答は28.5%。一方、「最近まで支持」(7.4%)、「半年前まで支持」(4.9%)、「1年以上前まで支持」(12.6%)の合わせて約25%が維新支持から離れていることがわかったと説明した。「最初から支持していない」は46.6%だった。
橋下徹元代表や松井一郎前代表の時代と比べて悪い方に変わってしまったと思うかどうかを尋ねた質問に対しては、「強くそう思う」「どちらかといえばそう思う」との回答が5割を超えたとしている。
アンケートは、電話やインタ…