鶴ケ城を背にする俳優の綾瀬はるかさん=会津まつり協会提供

 福島県会津若松市は、9月にある会津まつりの概要を発表した。最大の呼び物である20日の会津藩公行列には、今年も俳優の綾瀬はるかさんが参加する。他に、常連組の小説家の今野敏さんに加え、城郭考古学者の千田嘉博さん、ユーチューバーのサワヤン兄弟も参加する。

 綾瀬さんはNHK大河ドラマ「八重の桜」で主人公を演じた翌2014年から藩公行列に特別ゲストとして参加。新型コロナで中止になった2020年と縮小開催になった21年を除き、10回目の登場となる。綾瀬さんは市を通じて「東日本大震災から15年たちますが、復興はまだまだ続いていて、皆さんご苦労様です。そして、今年も福島会津まつりにお声かけ頂きまして、ありがとうございます。皆さんが、楽しんで、和むひととき、お一人、お一人にたくさん笑顔が咲く一日になるよう頑張ります」とのメッセージを寄せた。

 今野さんは、会津出身の武術家武田惣角や柔術家西郷四郎を主人公にした「惣角流浪」「山嵐」を執筆したのが縁で、会津とつながりを持つようになった。藩公行列には11回目の参加で、戊辰戦争当時の会津藩家老である西郷頼母(たのも)に扮する。

 千田さんは初めての参加だ。江戸時代初期に、蒲生家の次に会津を治めた加藤嘉明を演じる。嘉明は前の知行地である伊予(現在の愛媛県)で松山城を築いたことで知られる築城の名人だ。まつりの主催者側が「全国の城に詳しい千田先生にやってもらいたい」と依頼したという。

 ウクライナ人のユーチューバーとして人気のサワヤン兄弟は7月に会津若松市観光大使になった。海外や全国から参加する「狙撃隊」に加わる。

 行列は9月20日午前10時半に鶴ケ城を出陣。市内中心部を回って、午後3時に帰陣する。

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