第107回全国高校野球選手権宮城大会(前年優勝校 聖和学園 前年参加チーム数59)
昨秋と今春の県大会を制した仙台育英が、総合力で一歩リードする。エース吉川陽大、井須大史の両左腕のほか、制球力が持ち味の右腕梶井湊斗ら投手層が厚い。打線は川尻結大を筆頭に、佐々木義恭、高田庵冬らに長打力がある。
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昨夏の宮城大会を制した聖和学園は、春の県大会でノーシードから準優勝。昨夏4番を担った好打者佐藤煌馬を中心に頂点を狙う。東陵は赤間朔が投打の中心で、試合運びに安定感がある。
公立勢の活躍にも注目が集まる。秋、春と連続して県大会4強入りした石巻工は爆発力のある打線が持ち味だ。石巻、利府もこの春8強入りし、上位をうかがう。