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会見でウェブサイトの日本語セクションをお披露目するAWAREディレクターのカミーユ・モレノー氏(右)=2025年2月14日、東京都新宿区

 男性中心の美術史で無視されがちな女性アーティストの功績に光を当てようと活動するフランスの非営利団体「Archives of Women Artists, Research & Exhibitions(AWARE)」が昨年、ウェブサイト内に日本語による日本セクションを開設した。日本の女性美術家に関する体系的なデータベースを整備することで、研究や展覧会を後押しする。

 AWAREは2014年にフランスの美術史家カミーユ・モリノーさんらが設立。ウェブサイトは世界各国の美術関係者や一般の美術ファンに向けて無料で公開され、これまでに約1300人の女性美術家の経歴と、約500人の研究者らの寄稿を掲載してきた。

 日本セクションは、国内外の…

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