群馬大学と前橋市の企業が共同開発した環境配慮型の舗装用ブロックが、開催中の大阪・関西万博ドイツ館で使用されている。開発者は「環境先進国のドイツに認められた」として、今後の認知度アップにつなげたい考えだ。

 商品名は「減CO2(ゲンコツ)ブロック」。群大理工学部の板橋英之教授研究室と、前橋市の小林工業、トキワコンクリート工業の3者で共同開発した。群馬県産の間伐材を粉砕したウッドチップとモルタルを特殊な方法で加工したものだ。

 最大の特徴は、二酸化炭素(…

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