JR長野駅前の再開発事業をめぐり、長野市民らに70年以上親しまれてきた「長野千石劇場」の大沢修治支配人らが19日、3710人分の署名を添えて荻原健司市長に映画館存続を要望した。市長は「意見交換の場をもってほしいということは(事業主体の)準備組合に指導していく」と応じた。
善光寺口側の同事業(約0.6ヘクタール)は今年2月、市が都市計画決定をした。店舗や事務所、マンション(約200戸)が入る地上28階建ての施設などが整備される予定で、現在、地権者らでつくる準備組合が事業計画を作成中という。
1950年に開館した長野千石劇場も対象区域にあるが、大沢さんによると、組合側から入居するテナントとして映画館は考えていないと言われたという。
来場客が寄せた署名、県外からも
この日、大沢さんは「長野駅…