「紙芝居の絵の町で」の一場面=劇団唐組提供 公園や河川敷に建てた紅(あか)テントが代名詞の劇団唐組が、今年も各地を巡る。昨年5月に座長の唐十郎を亡くしてから、初めての旅公演だ。上演する「紙芝居の絵の町で」には、唐の原風景が投影されている。今も座長「代行」を名乗る久保井研に4月、最初の公演地・神戸で話を聞いた。 この旅は「唐さんを見つめ直し…