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能登半島の生産農家が育てた豚肉を使った「能登豚Lカツカレー」=チャンピオンカレー提供
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 能登半島地震の被災地を応援しようと、全国28店舗を展開するチャンピオンカレー(石川県野々市市)は、能登産の豚肉を使ったカレーの販売を1日から始めた。26日からは、同産カキのカレーも扱う予定。ともに1カ月間の期間限定で、売り上げの一部は県を通じて被災地に届けられるという。

 「能登豚」は同県かほく市以北で生産されているブランド豚。2021年から8月の限定メニューとして、「能登豚Lカツカレー」の名で提供されてきた。しかし、元日の地震の影響で多くの生産農家の飼育舎が損壊したほか、断水なども相次いだ。このため、まとまった量の豚肉を確保ができるかどうかが課題だった。

 一方、能登はカキの産地でもある。「能登牡蠣(かき)カレー」の名で21年から3月の限定メニューとして展開してきたが、今年は取引先の七尾市の水産加工会社が被災したため、むき身のカキを入手することができなかった。

 ただ、2月以降は断水も解消され、むき身の出荷が復活。そこで、例年より5カ月遅い8月に急きょ、販売することにした。

レベル高い能登の食材を知る機会に

 チャンピオンカレー社内では…

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