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「大谷ガチャ」の中身について説明する大谷小中学校の児童生徒ら=2024年10月13日午前10時20分、石川県珠洲市、金居達朗撮影

 能登半島の最北にある石川県珠洲市の小中学校の子どもたちが、オリジナルのガチャガチャを考案した。元日の能登半島地震を経て、児童・生徒は23人から5人に。ガチャの容器に詰めたのは、大好きな地元の海の貝殻やシーグラスで手作りした小物の数々だ。

 同市の道の駅すずなりで13日午前、販売が始まった。1個500円。

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大谷小中学校の児童生徒らが手作りしたアロマストーン。「大谷ガチャ」で引き当てた客にその場でアロマオイルを垂らしていた=2024年10月13日午前10時46分、石川県珠洲市、金居達朗撮影

 ガチャを手がけた市立大谷小中学校の子どもたちが、そろいの法被で「ガチャ、回していってください」と呼びかける。

 用意した約70個が1時間半ほどで完売。県外から「応援したくて」と駆け付けた人たちもいた。

 最上級の9年(中学3年)の川端駿介さん(15)は「思ったよりずっとたくさんの人が来てくれてうれしい。地震から半年以上がたって、関心も薄れてきていると思う。改めて被害があったことを知ってもらい、復興に向けた取り組みをしていることも伝えたい」と話した。

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大谷小中学校の児童生徒らの説明を聞いて、「大谷ガチャ」を回す人=2024年10月13日午前10時4分、石川県珠洲市、金居達朗撮影

 山と海に囲まれた大谷地区は…

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