15日に投開票された東京都国立市長選は、無所属新顔で元国土交通省職員の浜崎真也氏(40)が、3選を目指した無所属現職の永見理夫氏(75)=自民党、日本維新の会、公明党、都民ファーストの会推薦=を582票差で破り、初当選を果たした。都内の首長選では11月の荒川区長選に続いて自公推薦候補の「連敗」となった。来夏の都議選や参院選を前に、東京の地方選で何が起きているのか。
- 【初報】自公維推薦の75歳現職、40歳新顔に敗れる 東京・国立市長選
当選から一夜明けた16日、市役所で当選証書を受け取った浜崎氏は、大接戦を制した勝因について「どの活動も手を抜かなかったこと」と述べた。
4月から駅前であいさつを続けてきた。SNSでも積極的に発信。9月にユーチューブに投稿した動画は投開票日までに約13万回再生され、「知名度の高まりを感じた」という。若さも「武器」にした。「現職との差は何かというと、年齢は確かにあったので」
元キャリア官僚。3人きょう…