参院選の選挙戦最終日、有権者に支持を訴える石破茂首相=2025年7月19日午後7時54分、東京都大田区、上田幸一撮影 参院選で自民党と公明党は計50議席に届かず、参院全体の過半数(125議席)を割り込むことが確実となった。衆院に続き、参院でも少数与党となった。 石破茂首相は、獲得議席の目標として「非改選と合わせて自公で過半数」を掲げていた。自公の非改選は75議席で、改選66議席から16減らしても50議席を得れば達成できる「低すぎる目標」だったが、それにも届かなかった。 今回は定数248のうち改選の124議席(選挙区74、比例区50)と、東京選挙区の補欠選挙(欠員1)の計125議席が争われた。