衆院の政治倫理審査会で弁明する下村博文氏=2024年3月18日午後3時21分、国会、代表撮影

 自民党は30日、旧安倍派幹部の下村博文・元文部科学相を、次期衆院選の公認候補予定者となる衆院東京11区支部長に選任した。党幹部が明らかにした。

 下村氏は派閥裏金問題をめぐって党員資格停止1年の処分を受け、昨年の衆院選に無所属で立候補し、落選した。今年5月には衆院予算委員会に参考人招致され、安倍派内で一度は中止が決まった政治資金パーティー券収入の還流が再開した経緯について、自身の指示を否定していた。

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