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自民党長野県連の幹部たちが参院選敗北をふり返った=2025年8月3日、長野市内、志村亮撮影

 自民党長野県連は3日、参院選の敗北を受け、3年に1度の党総裁選を前倒しで実施するよう党本部に求めることを決めた。長野市内であった会議後、宮下一郎県連会長が明らかにした。

 宮下氏は「(石破茂総裁には)2回の国政選挙と都議選で結果を出せなかった責任がある一方、自民党は何をめざすのか、どう再生するのかがはっきりしなくなっている。総裁選で議論をした方がよい」と語った。

 参院選長野選挙区では新顔の藤田ひかる氏が立憲現職に敗れた。会議では3月1日の出馬表明が遅かったという指摘があった。次期衆院選に向けても自民は長野2区で候補者となる支部長が不在のまま。宮下氏は支部長選びは新総裁が決まった後が望ましいという考えを示した。

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