【動画】米ワシントン近郊で航空機が米軍ヘリと衝突し、川に墜落=ロイター/バイラルプレス
米国の首都ワシントン近郊のレーガン空港付近で29日夜、アメリカン航空の旅客機と米陸軍のヘリコプターが上空で衝突し、川に墜落した。連邦航空局(FAA)などが発表した。旅客機には乗客60人と乗員4人、ヘリには3人が乗っていた。地元当局は約300人態勢で捜索。米CBSによると、少なくとも19人の遺体が確認されたという。
- 着陸しようと低空飛行、爆発したように光って落下 衝突事故の瞬間
現場はワシントン中心部のホワイトハウスから南に約5キロ。地元消防などによると、29日午後8時48分に警報が鳴り、空港へ近づいていた旅客機とヘリがポトマック川上空で衝突した。
米メディアが報じた映像では、着陸しようと低空飛行していた旅客機のライトとみられる光と、それに近づくもう一つの小さな光が映っている。二つが重なると同時に爆発したように大きく光り、複数の光に分かれるように落下していく様子が見て取れる。
捜索現場は冷え込みが厳しく、地元消防の担当者は「風があり、氷片も浮いていて照明も十分ではない。作業は危険で困難だ。水は暗く濁っており、捜索しているダイバーにとっても非常に厳しい状況だ」と語った。
アメリカン航空によると、衝…