破産手続きが開始された船井電機の代表取締役会長、原田義昭元環境相は2日、同社への民事再生法の適用を東京地裁に申請したことを明らかにした。
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すでに始まった破産手続きを中断し、民事再生に切り替えることはハードルが高いとみられている。だが、同日に東京都内で弁護士らと記者会見した原田氏は「必ず会社を再生させるという思いで、ここにいたった」と語った。
原田氏は10月30日付で破産手続きの取り消しを求める即時抗告をした後、民事再生法の適用申請に向けた準備を進めてきた。